広大な砂浜の先に延々と広がる太平洋。波が絶え間なく打ち寄せ、そして引いていく。決して留まることは無い。音を立てて寄せる波。そして音もなく砂浜を滑るように押し寄せて来る波。小さな泡を砂浜の上に残していく。太陽の光が眩しいほどに波を輝かせる。誰も居ない海。静寂な時が流れていく。のどかな風景。時が経つのも忘れて私はいつまでもこの景色を眺めていた。